ちょっと、個人的な話をさせてください。
語弊のある言い方かもしれませんが、「絵を描ける」というのは、1つの「才能」「能力」だと思うのです。
でも、その「才能」というのは「生まれついての特別なモノ」というのではなく、日々の練習や、あれこれ考えあぐねた結果のようなモノ。
バイトを長くやって、習得した「レジを早く打てる!」とか、「ビアジョッキを5つ持てる!」とか、そういう感じのニュアンスです。
ところで、「絵」というのは、1種の「マホウ」のようなモノだと思うのです。
仕組みはよくはわからないのですが、人のココロに訴えかけて、幸せな気持ちにさせたり、大笑いさせたり、時に泣かせることができてしまう。究極的には世界を平和に導くこともできるかもしれません(笑)
絵を描く時にかけるCDで、ミュージシャンが「音楽」を使って僕を楽しい気持ちにさせてくれたり、コックさんがおいしい料理で、空腹の僕のお腹を満たしてくれるコトも、同じ種類の「マホウ」かもしれませんね。
いずれにせよ「絵を描く」というのは、とても偉大なコトだと思うのです。
僕も絵を描く人間ですから、今の話は、僕自身のコトのようにみえますけれど、そうではないのです。
「絵を描くコト」や「絵」というのは、「こんなんじゃないかな」と僕が感じた本質の話です。
「どうして絵を描くのだろう」「絵ってどんなモノなんだろう」と、自分に問うてみて、今現在たどり着いたのがこの答えなのです。
コレ以外の「答え」を持っている人は、世の中にたくさんいらっしゃるでしょう。
そんないろんな「答え」の1つとして、この答えも割と的を得ていると思うのですがどうでしょう。
そんな、答えを見つけて、改めて「絵」や「描くこと」を見つめ直してみますと、それらに従事できることに大変な喜びと誇りを感じます。
「好きなコトバ」というのは、誰しもお持ちだと思います。
「天丼」「スポーツカー」「シャクナゲ」「ウグイス」…etc
僕も「好きなコトバ」はいろいろあるのですけれど、「イラスト」「絵」「描く」「イラストレーター」というのは、どれも好きです。
それを口にする度、ココロの中で繰り返す度、なんだかステキな気分になるのです。
私もマホウを信じる一人。絵は世界の平和に貢献する!します!
「クール・ジャパン」。もはや,世界の若者文化から切り離せないものになりましたね。今のアニメ、マンガ、フィギュアはその真価がさらに発揮されていくと思っています。
ところで,村上隆の「めめめのくらげ」という映画、きっと面白いと思う。それと、横道世之介という映画のフォント。いいですねー。フォントで「癒し」があるとは想いもよらなかった。マユミンもいまだに大好きですけど。
ぐたぐたとすいませんでした。
音楽を聞いて「いいな〜!」、料理を食べて「幸せ〜」と思うのですから、絵が幸せにツナガラナイはずはないですよね!
村上氏の本は、以前読んだのですが、いろいろと批判される同氏ですけれど、なかなかスジの通ったことを言っている気もしました。
『めめめのくらげ』、予告編で流れるストーリーはオーソドックスなものですけれど、演出とか、もっと細かい繋ぎとかで独特の世界観が語られそうですよね。
どんな映画なんでしょう!
『横道世之介』の方、映画もすごくオモシロそうですね!残された人達の回想もストーリーの重要部分になっていくというのは、なかなか新鮮な気がします。
フォント、CMで受けたイメージととてもしっくりきました。
いろいろと、「いいモノ」について考えるのですが、まだまだ答えは見つからなさそうです!