知り合いの農家さんが直売所を始めまして、その看板を作らせていただくことになりました。
急ぎではない、というコトですのでじっくり取材をしてから制作に入らせていただこうと思っております。
そんな訳で、先日同直売所の販売会に行ってきました。
暑い夏の屋外から直売上の中に入ると、天井の扇風機のすずしい風が顔にあたります。
右手のラックには不格好だけど美味しそうな野菜達がズラリ…と、言っても僕がくる前にほとんど売れてしまったので、残りはわずかでした。特にナスは人気であっという間に無くなってしまったとか。
値段は「100グラム30円(坊ちゃんかぼちゃ)」とか「1袋100円(バナナピーマン数本入)」とか、びっくりする程「小さな」数字ばかり。
そんな中、目を惹いたのはニンニクでした。
スーパーで売っているニンニクは、丸いカタチをした綺麗な白です。が、目の前にあるのは茶色い、頭からチョンマゲ(?)がにょっきり出たワイルドなニンニクでした。いかにもスタミナがつきそうです(笑)
その日のわが家の夜ごはんはカレーの予定でしたから、「調度よい!」と迷わず購入しました(他にも先の坊ちゃんかぼちゃや、はぐらうりを買いました。少し、いえ、かなりサービスしていただきました)。
店主の園山さんのこだわりは、「有機農業で安全な食べ物を」。
「有機栽培でこんなに安くて大丈夫なんですか?」と聞くと「まぁこんなもんでしょ」ですって。
農業の話になるとニコニコ〜っと楽しそうに顔をほころばす園山さんに、僕もステキな看板をプレゼントしたいと思うのでした。