(だいぶ日が経ってしまいましたが、前回のブログの続きです…)
前回登場した直売所では、「はねだし」も扱っていたりします。
「はねだし」というのは、カタチが悪かったり、途中で割れてたりして売り物の棚に並べなかった作物達のコト。正規価格の何割りかでご提供。
品質の方は、大体が見た目の問題だったりするので問題ないです。
先日の看板を拝見した日は「はねだし」のニンジンがたくさん置いてありました。
この「はねだし」達がまた、いい〜絵のモデルになるんですね 笑
根っこが伸びていく途中に石などの障害物があると、そこから分かれてこういうカタチになるんだそうです。
植物の、「どんな障害でも乗りこえて伸びていくぜ!」っていう強さと、その一方で障害物の石を壊したりせず「避けて分かれちゃおう」っていう柔らかさも感じます 笑
そのニンジンが甘いニンジンだと、鳥たちが来て食べちゃうそうです。
この「はねだし」はその「被害」にあってしまいました!
どれだけ甘いのか気になって、無事だった部分を食べてみますと…
これがホントに甘いんですね、すごい甘さなんですね!
「わたし、あまりにも甘いんで、鳥さん達に食べられちゃいました。売り物になれなくてゴメンなさい!」
そんなニンジンのメッセージが聞こえる、甘さでした。
ニンジンの中に、またニンジン!みたいなカタチをした「はねだし」です。
先のニンジンと同じく、とってもあま〜い味でした。
(ちょっと、皮がむきにくかったですけど)
直売所にいる途中、この「はねだし」をどっさり買っていったお客さんがいました。
なんでもニンジンジュースを作るんだとか。
「でも、ニンジンだけだと全然甘くならないから、ハチミツを入れるのよ」と、話すお客さんに店主の自信に満ちた一言。
「うちのニンジンは甘いから、ニンジンだけでも大丈夫ですよ!」
うんうん!きっと美味しい、あま〜いニンジンジュースができたでしょう!
わが家も、ニンジンを少しいただきましたけれど、入れた中辛カレーが「甘口」になったくらいですから 笑
写真を見て良〜く分りました。こんなに生き生きしたニンジンさん達に御目に掛かるのは初めてです。アタシは有機農法で栽培された小振りのニンジン1本を、毎朝おろし器で擂り下ろしたものを手で絞って出る汁を飲みます。甘味なんか入れません。入れるとしたら生酢です。ニンジン汁は口を喜ばすためでなく、胃炎のあるアタシの胃のためです。それでニンジンに縁が深いのです。鮮度が高く見てくれの悪いものを買うようにしています。でも、残念なことに住居は都会の真ん中で「はねだし」は手に入りません。時々びっくりするくらい甘い汁を出すニンジンを求めて、目を皿のようにして店先で選別しています。「はねだし」ニンジンに恵まれている君は仕合わせ。どっさりニンジンを食べて、もっと大きく、もっと健康になって、もっと素晴らしい絵を描き続けて下さいね。
はねだし人参、実は貴重な存在なんですね!?
見てくれが悪いから、というだけで食べれなくなってしまうのは勿体ないですよね。
(欲しい人、結講いるじゃないですか〜!)
この直売所では、その人参を使った(お砂糖などは入っていません)人参ジュースも販売しています。
生のモノは鮮度が落ちてしまうかもしれませんけれど、ジュースになって瓶詰めされていれば…今度一本差し上げますね!
遣り取りを忘れた頃に此の人参ジュースが送られてきてビックリ。
若者の外交辞令では無かったを知って感心しきり。
本物ジュースの美味しさに圧倒され、一口で愛好者になりました。
ジュース、お口に合って良かったです!
いえ、でもお口に合って当然だったかも…?
何せ農家さんの自信作ですから!笑
大と小、2つあるサイズの大きい方を送らせていただきましたが、あっという間に無くなってしまう量かもしれません。
またご入用でしたらおっしゃってください〜。
とうとう、例の人参ジュースが入用になりました。第6回浅草かえるアート展参加中に私が飲みたいし、観に来て下さる御夫婦にも飲ませてあげたいので。重たくて悪いけれど2本持って来て頂けませんでしょうか? あんまり重たかったら1本でも結構。Cash on delivery で御願いしていいですか。あの人参ジュースは最高です。
ありがとうございます! 明日、直売所に寄れたら購入していきます!
もしダメだった場合は近い週のうちに…