時々、絵を描くコトは、単に「描くコト」だけに留まらなくなります。
それは「イライラの解消」行為になったり、
抱えた不安を和らげる行為になったり、
自分のダークサイドを封じ込める行為になったりします。
最近読んだ本に、戦争の絵を描く人の話が出てきました。
本に載っていたその人の絵は、キャンバス上になにか強烈な「渦」みたいなものが漂っているようでした。本の写真ですから、やっぱり実物を前にした時の迫力には敵わないと思いますが、それでも何だかすごいエネルギーに圧倒されたのでした。
そして、その絵の素晴らしさは「綺麗な色使いとは」とか、「正しい構図とは」とか、そういう、いわゆる技術的なものや、「産まれ持ったうんぬんかんぬん」といったものとは別次元にある気がしました。
本のインタビューで、絵描きさんは「描かずにはいられないんだよ」と言っていた気がします。
…その言葉に共感しました。
さて、9月になってしまいましたが8月最後のスケッチも…
これからの秋冬はスケッチが「バトル」になる季節です 笑
冬服の美しさといったら…もう!「描かずにはいられないんだよ」ー!