ただいま、東京国立近大美術館では片岡球子展が開催されています。
先日、「絶対行った方がいいよ!」というススメを受けて、行ってきました。
美術館の壁にならぶ数々の絵画は、どれも巨大で、エネルギーに満ちていて、それぞれがそれぞれの世界観を築いていました。
作品のタイプとしては、もののカタチなど一見いびつで、「誰にでも描けるじゃん?」という風に見られるタイプです。が、そんなのトンでもない!
展示では球子さんが描き続けてきた膨大なスケッチもみられるのですが、それらを経なければ絶対に描けない線、塗れない色でもって描かれた大作達でした。
展示の最初の方で、球子さんが先輩画家に受けたアドバイスが心に残りました。
「自分で自分の絵にゲロが出るほど描き続けなさい。いつか必ず自分の絵に飽きてしまう時が来ます。その時から、あなたと絵は変わるでしょう。ウラガミをはぐように変わっていきます」
球子さんは1905年に産まれ2008年に亡くなられました。享年103歳。
美術館のキャプションカードに書かれた制作年齢をみると、相当晩年まで描き続けていたようです。それをみたら、ホントに感動しました。
自分も自分のやり方で、どんどん描いていきたいな、としみじみ思いました。
いやぁ、行って良かったです。
同展示は5月の17日まで。
(美術展の詳細はこちら!→ http://www.momat.go.jp/Honkan/kataokatamako2015/index.html)
*そして、以下は恒例のスケッチです! 4.15〜21は違ったテイストでもまとめてみました。や〜がんばろうがんばろう!